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名称 正覚寺のシラフジ (しょうがくじのしらふじ) 名称の典拠 「沼田の名木百選」標識 樹種 ヤマフジ 樹高 − 目通り幹囲 1.7m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 群馬県沼田市鍛冶町 〃 3次メッシュコード 5439−70−63 〃 緯度・経度 北緯36度38分28.3秒 東経139度02分30.8秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2025年6月12日 天然記念物のコウヤマキに会うため正覚寺を訪ねたところ、このシラフジが目にとまった(コウヤマキの西15mほどのところ)。花の季節は過ぎてしまったが、フジの仲間にしてはなかなかの太さで、古木の趣きもある。 ところでフジとヤマフジだが、素人の私が言うのも何だが、見分け方が大きく二つあるように思う。 一つは蔓の巻き方。フジ(ノダフジ)は左巻きで、ヤマフジは右巻き(注2)。巻き方で見分けるのは花の無い季節でも可能なので便利なのだが、藤棚の場合は要注意。蔓をあらゆる向きに満遍なく伸ばすため、本来伸びようとする向きに関係なく、人為的に蔓を配置してしまうからだ。このシラフジも同様。 もう一つは花房の姿。フジは細長く、下端が錐のように尖る形だが、ヤマフジは長さが短く、花数も少なく、下端も尖った感じがしない。 正覚寺のシラフジについて、花の実物を見たわけではないが、ネット上の写真を拝見すると、どうやらフジでなくヤマフジの仲間のようだ。(名木百選標識にも「ヤマフジの一品種」とある) 注2)私が小学生の頃(昭和中期)の理科の教科書に書いてあったのとは逆なので注意。昔は上から見て右回転(時計回り)なら右巻きとしていたが、今は蔓自体の立場に立って、つまり地面側から見て右回転を右巻きとすることが一般的になりつつある(DNAの螺旋の形が右ネジと一致するため右巻きとしたことが契機という話も…)。木の幹を蔓がよじ登る場合、「右巻き」は横から見た姿が「右ネジ(一般的なネジ)」のネジ山と同じ、つまり右肩上がり。左巻きでは左肩上がりになる、と覚えてもよい。この場合、右巻き・左巻きはネジ山の姿だけでなく、ネジを回す向き(蔓の先端が幹を回る向き)とネジが進む向き(巻きついた蔓が全体として伸びて行く向き)の関係もそれぞれ右ネジ・左ネジと一致する |
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