ページタイトル:沖飯詰の松 当サイトのシンボル

画像:沖飯詰の松

画像:沖飯詰の松(全景)
名称 沖飯詰の松 (おきいいづめのまつ)
名称の典拠 なし
樹種 クロマツ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 青森県五所川原市沖飯詰字皆瀬
 〃 3次メッシュコード 6140−13−97
 〃 緯度・経度 北緯40度50分08.6秒
           東経140度27分59.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年8月22日

注1)環境省巨樹データベースより(2001年追加分)
注2)五所川原市教育委員会が設置した標柱による





 沖飯詰集落から東に向かう道がある。この道は、津軽鉄道津軽飯詰駅の北方300mほどで踏切を渡り、飯詰集落に至る。
 沖飯詰を出て約500m。道路の北に双幹のクロマツが見えてくる。それがこの松だ。
 6.8mの幹囲データに期待して訪ねたのだが、これは2本の幹囲を合計した値。根周りは5mに満たないかも知れない。
 道路脇に標柱があり、その一つの面に小さな字で説明文が記されていた。(説明では、目通り5mとされている)
 それによれば、この松は、もとからここにあったのでなく、かつての大洪水で飯詰から流されてきて、ここに根づいたのだという。この辺り一帯が洪水で水浸しになった際、飯詰から見れば沖合にあたることから、村人は「沖飯詰」と命名したともある。
 そうであるならば、この松は「沖飯詰」の集落名の起源ということになる。鳥居や小祠が設置されるに十分な理由にもなろう。
 この松は個人の所有物であるが、所有者のご厚意で自由に見学することが出来る。
 
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