名称　大野のお諏訪さんのスギ 　　　　（おおののおすわさんのすぎ） 名称の典拠　なし 樹種　スギ 樹高　２５ｍ（注1） 目通り幹囲　５．１ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　新潟県糸魚川市大野 　〃　３次メッシュコード　５５３７−４７−００ 　〃　緯度・経度　北緯３７度００分１９．１秒 　　　　　　　　　　　東経１３７度５２分３５．６秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１８年１０月６日 注1）「新潟の大杉と天然杉」による 　ＪＲ大糸線頸城大野（くびきおおの）駅の東南東約３００ｍ。千丈が岳（２４６ｍ）の南西麓に、地元で「お諏訪さん」と呼ばれている小さな神社がある。 　多分、諏訪神社として祀られているのだと思うが、実際には左図に見える小さな石の祠と、結界を示す注連縄がその前に張ってあるだけ。新潟県神社庁の神社リストに該当する名前が無いところから、どなたかの家の守り神なのかも知れない。それとも、集落の方々が共同で守ってこられたのだろうか。 　神社は小さいが、スギはなかなかのものである。 　ずいぶん前から神木として大切にされてきたのだろう。回りを取り囲む人工林のように枝を剪定されることもなく、幹のどこからでも自由に枝を伸ばしている。これがスギの本来の姿なのだろうと思われる。 　ただ、「お諏訪さん」の入口が分かりにくいうえに（入口は私有地の奥）、周囲の人工林が視界を遮っていて、すぐ近くに達するまで大杉の姿が見えない。簡単に出会えるわけではないのが難点。