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画像:桜井神社のケヤキ(1)(幹と並ぶ)

 標記のケヤキ


画像:桜井神社のケヤキ(2)(幹と並ぶ)

 石鳥居横のケヤキ。目通り6.4m(注1)
名称 桜井神社のケヤキ (さくらいじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 新潟県西蒲原郡弥彦村麓2区
 
〃 3次メッシュコード 5638−46−16
 
〃 緯度・経度 北緯37度41分05.5秒
           東経138度49分36.7秒(注2)
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2003年7月27日(左の写真)
        2022年11月3日(少し大きめの画像)

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)これは左上図のケヤキの位置





 角田から野積に至る海岸沿いに、長さ20kmほどの山脈が伸びている。主峰の弥彦山は634m。たいした高さではないが、広大な新潟平野にぽっかり浮かぶ島のように、海の向こうの佐渡島と対峙している。
 古代人は、この地形に神の所業を感じ取ったのだろう。弥彦山や国上山(くがみやま)は、古くからの聖地であった。麓(ふもと)地区は、それら二つの山を結ぶ稜線の東麓にあたる。
 桜井神社は県道2号線の近く。さして広くない境内にケヤキの巨木が2本立っている。石鳥居の横に1本、社殿の斜め後ろに1本。後者の方が大きく、勢いも良い。
 ここは、越後一宮弥彦神社の旧跡であるらしい。毎年4月と10月の弥彦神社鎮魂祭では、神官が野積の海岸で禊ぎを行い、桜井神社に参じてから弥彦に戻る神事が行われている。
 しかし、現在の桜井神社からは、厳粛な霊地というより、住民の憩いの場という印象を受ける。遊具が設置され、子供のよい遊び場となっている。成人のためにはベンチが置かれている。
 そして大ケヤキは、ベンチも遊具も包み込むように、心地よい木陰を提供してくれている。
 
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