ページタイトル(山王日枝神社のケヤキ) サイトのシンボル

画像:山王日枝神社のケヤキ(幹と並ぶ)

画像:山王日枝神社
日枝神社拝殿(背後のケヤキは表題の個体ではない)
名称 山王日枝神社のケヤキ
    (さんのうひえじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 330年(注2)
所在地の地名 山形県鶴岡市山王町
 
〃 3次メッシュコード 5839−06−77
 
〃 緯度・経度 北緯38度43分57.7秒
           東経139度50分08.4秒
鶴岡市指定天然記念物(1970年1月26日指定)
撮影年月日 2006年9月23日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)現地の案内板(設置者・設置年月とも不詳)による





 日枝神社は鶴岡駅の南1.1km、市街地に鎮座する。
 旧県社で、祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)ほか2柱。創建年代は不詳だが、江戸時代初期にはすでに存在していた。
 境内の一角に「復鎮霊社」があり、徳川家康の長男信康の霊を祀っている。
 案内板に建立の経緯が記されていた。天正7年(1579)9月15日、織田信長から、信康について十二箇条の罪状をつきつけられた父家康は、吾が子とその生母築山殿に死を命じた。戦国の非情な逸話である。
 その件に関わったのが、庄内藩酒井氏の祖酒井忠次である。これは酒井家代々の懸念事項であった。100年ほどを経過して後、貞享2年(1685)になってこの社を建てて信康の霊を弔ったという。
 写真の大ケヤキはその近くに立っている。
 案内板にあった330年の推定樹齢は、ケヤキの植樹も復鎮霊社の建立と同時期だと考えられたものであろう。
 
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