ページタイトル:清月寺のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:清月寺のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 清月寺のケヤキ (せいげつじのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県柏崎市吉井
 〃 3次メッシュコード 5638−05−61
 〃 緯度・経度 北緯37度23分37.6秒
           東経138度38分12.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年5月14日

注1)「Forest & Tree」による





 北陸自動車道柏崎インターチェンジの北東約5.5km。東頸城丘陵の西麓を走る県道73号(鯨波宮川線)沿い、長橋の池公園の南に位置するのが吉井である。
 左図のケヤキが立つ曹洞宗瑞巌山清月寺は県道から東に100mほど入ったところ。
 新潟県仏教会刊「新潟県寺院名鑑」によると、暦仁元年(1238)、鎌倉建長寺の僧仏印大光禅師が伊夜日子(弥彦)神社参詣の折り当地に逗留、真言宗寺院の旧地に寺を再建したのが始まりという。そこから数えれば、800年近くの歴史を持つお寺である。
 境内に大きなケヤキが数本見られるが、山門に向かって右手に立つこの1本が特別に大きい。
 写真に見える姿の裏側には、支幹または太い枝が折れた際、幹の表面を根元近くまで裂いてしまったと思われる大きな傷跡があり、小動物の侵入を防ぐためか、網が張られている。幹の内部には空洞が広がっているようだ。
 しかし樹勢は悪くないようで、たくさんの若葉をつけている。
 5月の陽光を全身に浴びて、眩しいくらいだった。
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