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画像:関山神社の御神木(全景)

画像:関山神社の御神木(幹と並ぶ)
名称 関山神社の御神木
   (せきやまじんじゃのごしんぼく)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 スギ
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 新潟県妙高市関山(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5538−31−17
 
〃 緯度・経度 北緯36度56分02秒
           東経138度12分50秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2002年10月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年4月1日、3市町村が合併して妙高市誕生。旧行政区は中頸城郡妙高村





 関山神社は妙高三山の麓にあり、また信濃国境にも近いため、山岳信仰の拠点としても、戦略的な拠点としても古くから重んじられた。戦さにも巻き込まれ、何度も焼失の憂き目を見たが、江戸時代初期には別当宝蔵院は朱印地100石を有し、妙高五山の山林竹木支配、諸役免除の特権を得たという。しかし、明治の廃仏毀釈で宝蔵院は廃され、往時の勢いは失われた。
 御神木のスギは参道の石段を上りきったところ、社殿に向かって右手に立っている。
 頂部の枝には緑がなく、葉を付けた横枝もわずかである。外からは見えないが、主幹の中央部は朽ちてしまっているのではなかろうか。
 境内は水が豊富で、夏でも冷たい清水が流れている。積雪こそ多いが、生育環境としては悪くないと思うのだが。

※このスギはもう存在しない。
いつも正確な情報を寄せて下さる愛知県のMさんと「新潟の大杉と天然杉」のOさんのお二人から、伐採されたとの報告があった。弔いを兼ねて再訪すると、神木は切株となっており、1本置いて隣に立っていたスギに新しく注連縄が掛けてあった。(2015.10.7追記)
 
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