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名称 千間土居公園のクスノキ
(せんげんどいこうえんのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.6m(注2)
推定樹齢 約300年(注3)
所在地の地名 福岡県八女市立花町北山
〃 3次メッシュコード 4930−64−25
〃 緯度・経度 北緯33度11分22.0秒
東経130度33分36.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2025年3月25日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)地表面から1.3mの高さで実測
注3)西暦1700年代前半に植えられたことがわかっている
平成の大合併によって、このあたりの矢部川は両岸とも八女市になったが、合併前は右岸(北岸)が旧八女市、左岸(南岸)は旧立花町であった。そして江戸時代まで遡ると、右岸側は久留米藩、左岸側は柳河藩であった。
かつてこの辺りの田は、大雨が降る度に水に浸かる悪田だったらしい。
それを解消するため、柳河藩普請役であった田尻惣助は、元禄8年(1695)、千三百間(約2.3km)にも及ぶ長い堤防の築造に取りかかった。完成した堤防が千間土居である。さらにその子田尻惣馬も普請役に就き、クスノキを植えたり、水刎(みずはね)を設けたりして、千間土居の補強に努めた…と、こんなことが案内板に記されている。300年程昔の話である。
今の堤防は当時のままではないと思うが、その上を県道715号(湯辺田瀬高線)が通り、クスノキが林立する河川敷は公園化されている。
公園東端の駐車場から歩いた。
朝の公園は気持ちが良い。職場へ急ぐ車を横目に、せせらぎの音を聞きながら、ゆっくり歩を進める。
クスノキは全部で300本ほどあるらしい。特大サイズはないものの、これだけ数が揃うとなかなか壮観である。
最大の個体は、水刎の遺構のすぐ横。まわりにはベンチとテーブルもある。
訪ねたのは早春だが、暑い季節には格好の涼み場所になるのではないだろうか。 |
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