ページタイトル:志賀様の大樟 当サイトのシンボル

画像:志賀様の大樟_1

画像:志賀様の大樟_2
名称 志賀様の大樟 (しかさまのおおぐす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 10.0m(注2) 実際はもっと細い
推定樹齢 伝承1300年(注2)
所在地の地名 福岡県朝倉市宮野(中宮野)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5030−05−78
 〃 緯度・経度 北緯33度23分44.4秒
           東経130度43分54.8秒
福岡県指定天然記念物(1963年1月9日指定)
撮影年月日 2009年8月1日

注1)旧朝倉町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2006年3月20日、1市2町が合併して朝倉市誕生。旧行政区は朝倉郡朝倉町





 中宮野集落の中ほど、道に沿って流れる小川の脇に1本のクスノキが立っている。
 今を遡ること1300年。斉明天皇ゆかりの地近くに、志賀大明神を祀る神社があったそうだ。それがここなのだという。
 クスノキの横に、神社らしい簡素な建物があるほか、当時の面影はどこにもない。その周りは、どうやら個人のお屋敷らしい。あるいは、このクスノキもこのお宅が所有するのだろうか。
 2mほどの高さまで斜上し、そこから2本の幹がまっすぐ上に伸びている(うち1本は、すぐその上でさらに2本に分かれている)。
 私の勝手な想像だが、このクスノキは、かなり大きくなったところで、何らかの理由で斜めに傾き、そして主幹を失ってしまった。ちょうどそのあたりに出ていた大枝が、主幹に代わって上方に伸びた。と、そういうことなのではあるまいか。
 クスノキの根元からは清水が湧き出している。
 この清水は、近所の用水に使われているということである。
 
ボタン:福岡県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る