ページタイトル:真法院の苔梅 ロゴ:人里の巨木たち

画像:真法院の苔梅

画像:真法院の苔梅(全景)
名称 真法院の苔梅 (しんぽういんのこけうめ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ウメ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 3.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県佐渡市梅津(注3)
 〃 3次メッシュコード 5738−13−24
 〃 緯度・経度 北緯38度06分29.8秒
           東経138度25分52.7秒
佐渡市指定天然記念物(2004年3月1日再指定)(注4)
撮影年月日 2014年10月19日

注1)佐渡市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)新潟県公式ウェブサイト中の「佐渡の巨樹・名木」より
注3)2004年3月1日、佐渡島内の全市町村が合併して佐渡市誕生。旧行政区は両津市
注4)佐渡市誕生の際、市町村指定の文化財については、天然記念物指定日をすべて合併日に変更した。そのため、文化財としての歴史情報が失われてしまった





 国指定天然記念物「羽吉の大クワ」の東南東350mほどのところに真言宗豊山派紅木山真法院があり、ぞの前庭に「苔梅」と呼ばれるウメ古木が立っている。
 大クワを起点に位置を示したのは、その近くに苔梅への道案内があるからだ。点を結ぶ観光でなく、もう少しゆったり、地域全体を楽しんでもらいたいとの佐渡市の作戦だろうか。
 この梅は、承久の変(1221)で佐渡に流された順徳天皇のお手植えと伝えられている。もちろん、それがずっと生き続けてきたわけでなく、安永3年(1774)に損なわれた旨の記録があるそうだし、近年では大正7年(1918)4月17日の大火で焼失した後、根元から生じて今の姿になったのだという。(なれば、樹齢は100年ほどだろうか)
 佐渡来遊でそんな話を耳にしたのだろう。新潟県生涯学習情報システム「ラ・ラ・ネット」によれば、歌人吉井勇(1886〜1960)に、「いたはしと帝を思はば焼枯れぬともまた咲けよ佐渡の梅の木」と詠んだ歌があるそうである。
 焼失前の梅は、幹を苔の緑が覆っていたという。淡紅色の花と苔の対比が美しいということで、「苔梅」と名付けられたらしい。現在の「苔梅」は、苔の方はまだまだのようだが、花は先代と同じであろう。
 訪ねたのが花の季節でなかったのが残念である。
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