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名称 諏訪神社の姥杉 (すわじんじゃのうばすぎ) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 スギ 樹高 24m(注2) 目通り幹囲 7.7m(注2) 推定樹齢 500年(注3) 所在地の地名 福島県相馬市黒木字薬師堂 〃 3次メッシュコード 5640−57−71 〃 緯度・経度 北緯37度49分05秒 東経140度53分35秒 相馬市指定天然記念物(1986年5月29日指定) 撮影年月日 2004年2月6日 注1)相馬市教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし、標柱では「姥スギ」とカタカナ 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による 注3)相馬市公式ホームページによる 旗巻峠を越えて丸森町大内と相馬市街を結ぶ県道228号沿線に諏訪神社がある。静かな佇まいの神社で、境内の姥杉、夫婦杉、イチョウの3本が、いずれも相馬市天然記念物に指定されている。 姥杉は社殿の後方、低い斜面上に立っている。社殿からは見上げる格好になる。夫婦杉やイチョウより少し先輩のように見える。 ウラスギ(アシウスギ)の仲間のようだ。頂部を失ったのは残念だが、長老の貫禄十分である。御神木とされているらしく、細い注連縄が巻かれている。 普通、女性の方が艶やかで美しいという先入観があるが、山姥などの言葉があるように、年齢を重ねた女性は、しばしば畏怖の対象とされる。女性の方が長寿命であるのは近年に始まったことではないのかも知れない。 海岸からはずいぶん離れているのだが、かつての大津波に際し、姥杉に舟を繋ぎ止めたという伝承も残っているらしい。 |
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