ページタイトル:山神神社のカツラ 当サイトのシンボル

画像:山神神社のカツラ(幹と並ぶ) 名称 山神神社のカツラ
    (やまのかみじんじゃのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 7.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県山形市高原町
 〃 3次メッシュコード 5740−32−29
 〃 緯度・経度 北緯38度16分32.4秒
           東経140度21分59.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月26日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 山形市内には山神神社がいくつかあるが、このカツラがあるのは高原町の山神神社。野伏山(243m)の北麓で、神社の裏を野呂川が流れる。
 ご覧のように株立ちのカツラで、そのうち生き残っている支幹は1本のみ。ほかは途中で失われたり、地際で切られたりしている。そのため、根株が見えない位置まで離れると、巨木には見えない。
 神社では、同じ歳格好の少女が3人、回縁(まわりえん)に腰掛けて遊んでいた。小学校低学年くらいの年齢だろうか。近所の仲良しさんなのだろう。
 突然現れた熟年夫婦に戸惑った様子だったが、声を掛けて、カツラを見に来たことを話すと、気を許してくれたようだ。帰りには、向こうから別れの挨拶をしてくれた。
 山の神さんといえば、怖いものの一つだった時代もあるが、ここでは憩いの場とされているようだ。
 この可愛いお嬢さんたちの振る舞いに接し、それも悪くないなと思った。
 
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