ページタイトル:玉垂神社大楠 ロゴ:人里の巨木たち

画像:玉垂神社大楠_1

画像:玉垂神社大楠_2
名称 玉垂神社大楠 (たまたれじんじゃおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福岡県みやま市瀬高町河内(堀切)(注3)
 〃 3次メッシュコード 4930−53−46
 〃 緯度・経度 北緯33度07分17.3秒
           東経130度27分16.8秒
みやま市指定天然記念物(1981年2月23日指定)
撮影年月日 2015年3月19日


注1)2009年3月にみやま市南校区まちづくり協議会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2007年1月29日、互いに隣接する3町が合併して「みやま市」誕生。旧行政区は山門郡瀬高町





 西日本鉄道天神大牟田線「西鉄中島」駅の東方1.3kmほど、県道778号(江浦瀬高線)の東に、玉垂神社がある。
 延久2年(1070)、後三条天皇の時代に建立されたのが始まりという。(案内板より)
 それほど広くない境内に、現仁神社(あらひとじんじゃ。荒仁神社と表記することも)ほかいくつも境内社がある上、石鳥居や神橋、池など多くの構造物がある。
 そこにこのクスノキも巨体を据えているわけで、撮影しようとすると、必ずと言っていいほど、クスノキ以外の何物かが一緒に写り込んでしまう。
 失われた大枝も多いが、残された枝は太く、大きな樹冠を戴いている。根元から枝の先端まで、全身を緑の苔が覆う。
 クスノキは神社創建の前から、ここに立っていたと伝承されているらしい。
 実際にどうだったかはともかく、そう思いたくなるような、力強い姿のクスノキである。
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