ページタイトル:天宗寺のカツラ 当サイトのシンボルマーク

画像:天宗寺のカツラ(幹と並ぶ)

画像:天宗寺のカツラ
名称 天宗寺のカツラ (てんそうじのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 不明
目通り幹囲 8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県魚沼市大石(注2)
 〃 3次メッシュコード 5538−67−75
 〃 緯度・経度 北緯37度14分03.4秒
           東経138度56分03.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年9月2日

注1)まったくの目分量。ご覧のような根上がりの樹形。根と幹の境界部分の全周はこれくらいだろうか
注2)2004年11月1日、北魚沼郡の2町4村が合併して魚沼市誕生。旧行政区は北魚沼郡堀之内町





 大石地区は、魚野川(うおのがわ)と破間川(あぶるまがわ)の合流点の下流側左岸。
 県道418号(大石吉水線)に同567号(大石原線)が突き当たる交差点の南西に、曹洞宗地福山天宗寺がある。
 天宗寺から150mほど東方に十二神社が鎮座する。戦国時代、神社の辺りに大石氏の館(大石城)があったらしい。
 大石氏については、平凡社「新潟県の地名」に、『「五拾騎組先祖書」(米沢市立図書館蔵)に「先祖代々越後御譜代御座候」とあるので、越後守護上杉氏入部の際に上田長尾氏に従った上田衆とみられる』とある。
 上記の天宗寺は、その大石氏が開基。「新潟県寺院名鑑」によれば、開創は天正11年(1583)。大石播磨守が開基、開山は普賢寺3世益勝元積大和尚。
 参道の入口に左図のカツラが立つ。
 年月が低地側の土壌を流失させてしまったようで、かなりの根上がり状態となっている。
 カツラの手前では、蓮華座に石地蔵。ずっと大切にされてきたカツラなのだろうと思われる。
(このカツラも「新潟の大杉と天然杉」のOさんから教えていただいた)
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