ページタイトル:トドロッポ 当サイトのシンボル

画像:トドロッポ(全景)

画像:トドロッポ
名称 トドロッポ
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 モミ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 350年(注3)
所在地の地名 青森県北津軽郡鶴田町妙堂崎字掛元
 〃 3次メッシュコード 6140−13−20
 〃 緯度・経度 北緯40度46分11.5秒
           東経140度23分02.3秒
青森県指定天然記念物(1984年4月19日指定)
撮影年月日 2009年8月22日


注1)青森県教育委員会と鶴田町教育委員会が連名で設置。それには「妙堂崎のモミの木(トドロッポ)一本」とあったのだが、本文を読むと、この木が、古くより「トドロッポ」と呼び慣わされてきたことが書かれていたので
注2)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による





 妙堂崎は、津軽富士見湖北方の集落。家々は、集落をほぼ南北に貫く道沿いに並ぶ。そのなかの1軒のお宅の庭に、「トドロッポ」と呼ばれるモミの巨木が立っている。(写真はいずれも道路から撮影)
 初代にあたる覚兵衛さんという方が、ここに居を構えてから、現在で18代を数えると案内板にあった。
 モミが植えられたのはいつなのか、分かってはいないらしい。いずれにしろ、覚兵衛さんより後の時代のことだろう。津軽藩が木造新田開拓に本腰を入れ始めた元和〜寛永(1615〜43)の頃ではないか、という説が有力なようだ。
 かつては地上約7mの高さに、サクラが根を張っていたという。しかし、これではモミが弱ってしまうと、昭和61年(1986)10月に、取り除かれたようだ。サクラの跡はコンクリートで塞いだそうだが、道路側からはよく見えない。
 ところで、「トドロッポ」の名だが、どういう意味なのだろう。アイヌ語ではないかとも言われているようだが、要はよくわからないようだ。案内板の説明も「呼称については諸説があって明らかでない」とそっけなかった。
 
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