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画像:富沢のトチノキ

画像:東善院
名称 富沢のトチノキ (とみさわのとちのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 トチノキ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 500〜600年(注3)
所在地の地名 山形県最上郡最上町富沢字土合(新田)
 
〃 3次メッシュコード 5840−04−74
 
〃 緯度・経度 北緯38度44分07秒
           東経140度32分59秒
山形県指定天然記念物(1956年9月28日指定)
撮影年月日 2006年8月4日

注1)1991年11月30日、山形県教育委員会と最上町教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による





 国道47号に沿って広がる新田集落の北西端近くに、天台宗東善院がある。
 貞観5年(863)の開基と伝える古刹。通称を「富山(とみやま)馬頭観音」といい、最上観音霊場の第31番札所。閑静な境内は、手入れが行き届いていて気持ちがいい。
 本堂に向かって左手、境内に大トチノキが立っている。
 案内板によれば、このトチの実は馬の眼病に良く効くと言われ、最上町が馬産地だった頃には、馬頭観音さまからの授かりものとして、拾いに来る人が多かったという。
 今は拾いに来る人もいなくなり、実もあまりつけなくなったということだが、樹勢は良さそうだ。
 背が高いうえに、上部でまだたくさんの枝を広げている。落ち葉もたいへんな量らしい。
 以前は、その落ち葉を境内で焚いていたが、近年は条例により、落ち葉焚きができなくなった。そのため、拾い集めて搬出するのだが、軽トラックで6杯分ほどあるそうである。
 
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