ページタイトル:豊邦のアカガシ サイトのシンボル

画像:豊邦のアカガシ(幹と並ぶ)

名称 豊邦のアカガシ
    (とよくにのあかがし)
名称の典拠 「新城設楽の大きな木と特色のある森」(注1)
樹種 アカガシ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 11.5m(注2)
推定樹齢 400年以上(注2)
所在地の地名 愛知県北設楽郡設楽町豊邦字豊詰
 
〃 3次メッシュコード
           5237−43−78
 
〃 緯度・経度 北緯35度04分04秒
           東経137度28分25秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年12月24日
画像:豊邦のアカガシ

画像:豊邦のアカガシ(キノコ)
 倒れた幹にはキノコが生えていた
注1)愛知県公式ホームペ−ジ中の一サイト
注2)「新城設楽の大きな木と特色のある森」より





 国道420号を新城から豊田に向かう。
 笠井嶋集落を過ぎて間もなく、右手に上る林道に入る。いくつかのカーブを曲がり、道が大きく左に曲がるところの右手、笠井嶋集落に向かって伸びる小尾根の上にアカガシの老木がある。
 中根洋治著「愛知の巨木」によれば、この林道が開かれて初めて知られるようになった巨木で、それまでは地主さんのほか、ごく一部の方しか知らなかったようだ。
 アカガシは小尾根を少しだけ下った先、北斜面を覗き込むような位置に立っている。
 アカガシ巨木の例に洩れず、立ち上がってすぐに複数の幹に分かれている。
 そのうちかなりの本数がすでにない。尾根上には、倒れた幹の1本が横たわり、キノコが生えていた。これが自然のままの姿だ。
 周囲はヒノキの人工林である。アカガシは巨大さゆえに、これまで残されてきたのだろう。祠の類は見あたらないが、信仰対象であったかも知れない。
 環境省「巨樹・巨木林フォローアップ調査報告書」には、大分県清川村(現豊後大野市)に、目通り12.0mのイチイガシがあることになっている。現時点で、このアカガシは国内第2位のカシということになる。
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