ページタイトル:土堀のケヤキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:土堀のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 土堀のケヤキ (つちぼりのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県五泉市土堀
 〃 3次メッシュコード 5639−41−77
 〃 緯度・経度 北緯37度44分00.1秒
           東経139度13分04.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年5月10日

注1)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測





 JR磐越西線猿和田駅の北西500mほどの土堀集落内に立つケヤキ。
 このケヤキについての情報も、「新潟の大杉と天然杉」のOさんからいただいた。(環境省巨樹データベースには未登録)
 土堀の集落を県道436号(猿和田五泉線)が東西に貫いている。その北側、諏訪神社の東から斜めに入ったところに、国登録有形文化財の坂田家住宅がある。
 五泉市教委が設置した案内板によると、坂田家は、元禄(1688〜1704)の頃、越前国よりこの地に移住。江戸時代末期には庄屋を務めた家柄である。
 江戸末期の様式を残す主屋(おもや)、新倉(しんくら)、土蔵、古土蔵(ふるどぞう)、堆肥舎(たいひしゃ)の5件が、近世富裕農民の様子をよく伝えているとして、2011年1月26日、日本国の登録有形文化財となった。
 現在は誰も住んでおらず、建物内部に立ち入ることはできないが、外観については自由に見学可能である。
 その坂田家の前庭に、標記の大ケヤキが立つ。
 やや斜めに傾いているが、樹勢は良好。折損枝も少なく、大きな樹冠を戴いている。
 樹齢は、元禄より遡ることはないだろうが、全体的な枝の太さを見るに、もっと若いケヤキのようにも思われる。
 まだまだ大きくなりそうだ。
ボタン:新潟県(下越)の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る