ページタイトル:稲荷の大ブナ 当サイトのシンボルマーク

画像:稲荷の大ブナ(幹と並ぶ) 名称 稲荷の大ブナ (いなりのおおぶな)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 ブナ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注3)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県長岡市小国町七日町(上栗)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5538−75−88
 〃 緯度・経度 北緯37度19分17.8秒
           東経138度43分27.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年3月1日

注1)設置者名・設置年月とも不詳
注2)まったくの目分量
注3)高地側地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
注4)2005年4月1日、長岡市に合併。旧行政区は刈羽郡小国町





 いつも貴重な情報を寄せて下さる長岡市のAさんから、このブナの詳細な情報をいただいた。
 私がメールボックスを開いた翌日は所用もなく、天気も良さそうだったので、愚妻を誘って早速訪ねた。
 例年の3月初旬は積雪のある時期なのだが、この年はここ70年来経験したことのない少雪で、低山ならば新潟県でも山歩きに不便はなかった。
 残念ながら、最も大きかった幹が折れてしまっていたが、それを除いても、幹囲測定値は500cm。念のため、折れた場所のすぐ下でも測ってみたら613cmあった。
 このような樹形では、幹が分岐する部分か、あるいはその少し上で最も幹囲が大きくなる。環境省の測定要項通りに測れば、幹が倒れる前の幹囲は6mをかなり超えていたように思われる。(このブナは環境省巨樹データベースに未登録)
 折れる前の元気な時に会ってみたかった。
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