ページタイトル:柳平のトチノキ 当サイトのシンボル

画像:柳平のトチノキ

画像:柳平のトチノキ(幹と並ぶ)
名称 柳平のトチノキ (やなぎだいらのとちのき)
名称の典拠 なし
樹種 トチノキ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 6.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山梨県山梨市牧丘町柳平(注2)
 〃 3次メッシュコード 5338−55−63
 〃 緯度・経度 北緯35度48分19.6秒
           東経138度39分55.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年6月19日

注1)高橋弘さんの「日本の巨樹・巨木」による
注2)2005年3月22日、山梨市に合併。旧行政区は東山梨郡牧丘町





 姥の栃に会いに行く際、参考にさせていただいた高橋さんのサイトに、このトチノキのことも載っていた。
 琴川ダムに向かってさらに進んだ地点、やはり道路脇にあること、沢沿いであること、夏場には少々見つけにくいことなど、記されていた内容を頭に置きながら、ゆっくり車を進めた。
 確かに見つけにくい。写真では広い空間に囲まれているように見えるが、これは超広角レンズの誇張によるもので、実際はもっとずっと狭い。そして、その前面を、葉を沢山つけた灌木のヴェールが隠している。事前の知識がなかったならば、私には決して見つけることが出来なかっただろう。高橋さんに感謝したい。
 主幹はもちろん、大枝も殆どすべてを失っているため、樹冠は決して大きくない。それが見つけにくいもう一つの原因でもある。
 一方、根から立ち上がる部分は、どっしり力強い。真っ直ぐ素直に伸びる根など1本もなく、ずんぐり太った根が盛り上がって転倒を防いでいるといった風情。この無骨な力強さがなんとも言えない。これがあれば、樹冠なんてどうだっていい、という感じだ。
 会えてよかった。
 
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