ページタイトル:横山の大樟 当サイトのシンボル

画像:横山の大樟(幹と並ぶ) 名称 横山の大樟 (よこやまのおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 26m(注2)
目通り幹囲 9.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福岡県宗像市山田字横山
 〃 3次メッシュコード 5030−64−05
 〃 緯度・経度 北緯33度50分15.8秒
           東経130度33分40.4秒
福岡県指定天然記念物(1956年7月28日指定)
撮影年月日 2012年7月27日

注1)設置者名・設置年月とも不詳。ただしこの名は天然記念物指定名称とも一致している
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 横山の近くには農業用の溜池が多く分布する。
 水田耕作にとって、水の安定確保は絶対に必要なことだ。溜池を見ると、子孫のためを思って、先人がいかに苦労してきたか、よくわかる。
 そんなところに散在する古い集落の一つに、宗像新四国第69番札所とされる観音堂があり、その裏手斜面に大きなクスノキが立っている。
 地上4m付近で2幹に分かれ、さらにその上で、複数の大枝に分かれて巨大な樹冠を支えている。大きな樹冠は、案内板に記されているように、まさしく「孤立樹でありながら遠望すれば森のよう」だ。
 この巨木も、溜池同様、先人が残してくれた遺産の一つだ。
 こんな木の前では、もう脱帽するほかない。
 大クスノキは樹勢も良さそうで、まだまだ大きくなりそうな勢いである。
 
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