ページタイトル:北ノ宿のケヤキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:北ノ宿のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 北ノ宿のケヤキ (きたのしゅくのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 21m(注1)
目通り幹囲 6.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 山形県東根市本丸西1丁目
 〃 3次メッシュコード 5740−53−32
 〃 緯度・経度 北緯38度26分46.3秒
           東経140度24分02.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年5月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 樹名の「北ノ宿」は地名。「きたのやど」ではなく「きたのしゅく」と読む。現在の住所表示では使われていないようだが、旧環境庁が刊行した「日本の巨樹・巨木林」の所在地欄に「北の宿」とあったので、それを借用した。
 現在の住所表示では本丸西。かつての東根城の記憶を長く留めようと、このような地名にしたのだろう。
 ケヤキでは唯一、国指定特別天然記念物の大ケヤキの東根小学校(所在地は本丸南)からも近い。
 大ケヤキの陰で、こちらの方は話題になることもあまりなさそうだ。しかし、日本一のケヤキと比べては可哀想で、幹回り6mを超える体格は、比べさえしなければ、なかなかのものである。
 大枝をすっかり切り詰められた寂しい姿だが、住宅密集地の道路脇に立つ以上、仕方のないことかも知れない。
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