ページタイトル:潮山神社のモミ 当サイトのシンボル

画像:潮山神社のモミ 名称 潮山神社のモミ (うしおやまじんじゃのもみ)
名称の典拠 なし
樹種 モミ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 青森県三戸郡階上町赤保内字寺下
 〃 3次メッシュコード 6041−55−10
 〃 緯度・経度 北緯40度25分56.3秒
           東経141度37分50.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年8月26日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査による)





 寺下観音のすぐ北に開いた参道を川沿いに進むと、潮山神社の拝殿前に出る。
 拝殿の建物は、神社というより、まるで仏殿のよう。それもそのはず、明治の廃仏毀釈で潮山神社に生まれ変わる以前は、海潮山應物寺(かいちょうざんおうぶつじ)という名の寺であった。その観音堂が今の拝殿なのである。(案内板を参考)
 今になって考えると、廃仏毀釈政策は、明治新政府の最たる愚行の一つだと思う。この土地の人々にしてみれば、自ら望んで寺を廃したわけではない。泣く泣く寺を廃し、神社を創立したが、その社号を應物寺の山号海潮山から借用したことからも、それが想像できる。
 川沿いの参道は小さな谷の底にあり、境内は湿度が高い。社殿の右(向かって左)に立つモミにも緑の苔がしっかり着いている。
 舘神社のモミを見たあとだったので、それほど巨大感は感じなかったが、これだってなかなかの大モミである。
 
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