ページタイトル:豊浜町東公民館のイブキ 当サイトのシンボル

画像:豊浜町東公民館のイブキ


画像:豊浜町東公民館のイブキ(全景)
名称 豊浜町東公民館のイブキ
    (とよはまちょうひがしこうみんかんのいぶき)
名称の典拠 「香川の保存木」指定名称
樹種 ビャクシン
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 香川県観音寺市豊浜町和田浜(東町)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5133−05−81
 〃 緯度・経度 北緯34度04分34.0秒
           東経133度38分21.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年3月24日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による。香川県公式ホームページ中の「香川の古木・巨樹」では、2011年6月14日の調査値として、樹高を18.0m、地上1.2mにおける幹囲を5.20mとしている
注2)2005年10月11日、観音寺市に合併。旧行政区は三豊郡豊浜町





 イブキ、ビャクシン、イブキビャクシンは、みな同じ種を指す。樹名ではイブキとなっているが、樹種をビャクシンとしたのは、「データの見方」で書いたように、私のサイトでは平凡社「日本の野生植物」に準拠した種名を紹介しているからである。
 このビャクシンは、真言宗宗林寺(そうりんじ)の北約400m、住宅街の細い路地から少し入ったところに立っている。(東町公民館の建物からは60〜70mほど離れている)
 ビャクシンについて書かれた2つの案内板を総合すると、かつてここは藤村さんという方の屋敷だった。ビャクシンは、約360年前、藤村家の先祖がここに移ってきた頃、庭木として植えられたのでないかと考えられているようだ。案内板の設置年が1999年なので、その推測があたっていれば、2013年現在の樹齢は370年前後ということになる。
 その後、土地の所有は豊浜町に移り、ここには保育所が出来た。今はその保育所もなくなり、跡地を東町自治会が借り受けて「吾妻いぶきいこいの広場」となった。
 3月はまだ寒く、樹下のベンチに憩う人影は無かったが、盛夏には格好の木陰を提供してくれるものと思われる。
 
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